三輪山が見守る晩秋の里、大泉。 |
大豆畑は、たわわの実りの時を迎えます。 |
満を持しての収穫。 |
そして、豆は味噌づくりが始まるまで倉庫で出番を待ちます。 |
冬到来でいよいよ味噌づくり開始。 味噌の仕込みは、1日がかりで集中的に行います。 今期も12月と2月の2回、JAならけんの加工施設で仕込み作業を行いました。 材料はまず、丹精込めてつくった大豆。 仕込みの前の一昼夜、水につけて下準備。 |
それから、麹とこだわりの赤穂の塩も調達済みです。 |
まずは豆を蒸し上げます。 3つの窯が大活躍します。 |
蒸しあげた豆を広げて冷ます工程。 なんともいえないおいしい香りが立ち込めます。 湯気の中での手作業です。 |
ある程度冷めたら、練ってミンチ状にする機械での作業。 でも、何人かがつきっきりです。 |
手作業でさらに練り上げて、リンゴ大の球形にしてから次々に勢いよく投げ入れていきます。 掛け声とペタッ、ペタッというリズミカルに投げ入れる音が響きます。 空気を抜くための作業です。 |
満タンになったら、さらに空気を抜いて整えます。 |
上記の作業を1日がかりで繰り返します。 |
春になると「うてがえし」という味噌樽への詰め直し作業を経てさらに熟成。 秋には、おいしい味噌として皆様のお手元に。 これからも心をこめてこのサイクルを続けていきます。 |